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グラウンドアンカーって何だろう?

5:45 PM by addminz. Filed under: 未分類

グラウンドアンカーって何だろう?

グラウンドアンカーという言葉を聞いたことがありますか。

土木や建築の分野で広く使われている工法で、地中などの安定した地盤にアンカーを埋め込み、地表付近の構造物や擁壁を引っ張り安定させるシステムを指します。

土木の分野では、主に斜面の安定や山留め・土留めの仮設に使われ、建築では地上建築物の転倒や浮き上がりの防止などに使われています。

ちょっと難しい説明になってしましましたが、グラウンドアンカーは土壌や建物などを安定させる、私たちの生活に欠かせない技術なのです。

たとえば、高速道路などでは、山を切り崩した斜面の間を道路が通っています。

この斜面が不安定で崩れそうだったら、とても安心して走行ができません。

こうした斜面の安定を図るために使われている技術なのです。

建築の分野でも、細長い高層建築物は転倒の危険性がありますし、軽い建物は突風などによって浮き上がる可能性もあります。

こした建造物を地中で引っ張り、安定させている技術なのです。

グラウンドアンカー工事を学んでみよう

グラウンドアンカー工事は、張力構造を利用した工法です。

張力構造についてちょっと説明してみましょう。

独創的なデザインで知られる国立代々木競技場や、東京ドームなどが代表的な建築物です。

多くの吊り橋にもこの張力構造は使われています。

夜景が美しい横浜ベイブリッジも張力構造を利用した斜長橋のひとつです。

これまで見てきたのは、表で使われ、見ることの出来る張力構造物でした。

グラウンドアンカーは、地下の安定した地盤にアンカーを埋め、地表付近の構造物をつなぎ、引っ張る力で構造物を安定させる工法です。

斜面の安定を例に見てみましょう。

人口的に作られた斜面のことを「のり面」といいますが、のり面には強いすべり力が働きます。

雨の降った後などの土砂崩れなどは、すべり力が引き起こすものです。

斜面のすべり力を抑えるために、この工法は使われています。

安定地盤とのり枠や斜面の構造物をアンカーで引っ張りながら連結し、安定させているのです。

土木工事の主流となったグラウンドアンカー

一方、建築の分野では、安定地盤に埋め込まれたアンカーで地上の構造物を連結させ、地下から構造物を引っ張る力を加え転倒や浮き上がりを抑えるシステムに使われています。

このグラウンドアンカーの技術は、斜面の安定や建造物の転倒や浮き上がり防止に使われているだけでなく、今や土木・建築のいろいろな分野で使われ始めています。

地下水開発や地質調査などで、山留めや土留めが必要な時に、グラウンドアンカーを利用して、安全で安定した作業スペースをつくることなどにも利用されています。

地震大国、日本において、耐震や免震の技術と共に、斜面や建築物の安定をはかるグラウンドアンカー工法は、土木・建築の分野で欠かせない存在となってきました。

土木・建築業の企業ホームページの中には、グラウンドアンカー工法を利用した施工例や特殊工事の例などが取り上げられているところもあるようです。

今後この工法がより発展し、様々な分野への応用が期待されています。

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